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グループレッスンご感想

saraswati room's blog

心地よい呼吸を

・グループレッスンご感想・

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・テイクオフコース・ 桜井さん・男性 ・東京都・

 

"Saraswati" 

 芸術、学問などの知を司る女神。日本では弁財天として知られる。古代インドに存在した聖なる川、サラスヴァティー川の化身とされ、「水を持つもの」という意味がある。

水は、田んぼの稲を育てる命の素になり形にとらわれない柔軟さと自由さの象徴でもある。
Saraswati room という名前の由来にはそんなYoshiさんの思いが込められているのだと、会場に最初に着いた僕に語ってくれた。

その後、遠方から来られた方や常連の方たちが次々に参集して、レッスンが始まった。

 

 

本当に決着をつけたい気持ちがあるなら、覚悟しなさい。

自我の欲しがるものだけにすることはできない。逆のものとセット。

 

怖いと思っていることは早めに向き合うとよい。そこを通らないと美しい景色には辿り着かない。
本当に決着をつけたければそこを通るしかない。苦しみを抜けると楽園になる。

 

我見(自己流)でやってはいけない。まずは先人の指示どおりにやってみる事。自己流でやりながら、一方で成果が出ないと言うのは筋が違う。

 

裏千家のカナダ人の先生が、生徒がすぐに型をくずして自己流にしてしまうことを嘆いていた。
型を学んで完全に身に着けてこそのオリジナリティだと。

 

内観:8、浄化:1、確認:1 というセオリーに対して、内観で楽になったから後は省略していいですよね、というのが我見。意味があって出来上がっているセオリーを無視してはいけない。
そうしたければ止めはしないが、もったいない。徹底してやらなければ停滞する。

 

海と波の例えの応用になるが、ペットボトルを上下半分に切った下半分に海水を満たして浜辺に並べた状態を想像してみてほしい。
 

その一つ一つが、皆さんの個別意識だとして波が来て、ペットボトルが倒れれば、海水は海へ戻り個は消える。倒れないまでも、ペットボトルのラベルを剥がして行けば個は消えて、見性する。

 

全ては物語。本当は何もない。

心に疑問が浮かんで来たら、それは誰が言っているのか、と問うこと。
 

思考で分析しない。

頭で答えを探さない。
理屈で納得しようとしない。

 

浄化の旅は、行きつ戻りつする。戻ってもがっかりしないこと。今何が起きているのか、自分はどこにいるのかそんなことは分からなくていい。ただやりなさい。

 

 

そして、浄化ワークが始まった。

言葉にくっついている想念を引きはがすのが浄化ワーク。良いことも、悪いことも、両方捨てる。

かなり速いピッチで、Yoshiさんのオリジナルリストを大量に浄化した。

浄化リストの中で、「自分には関係ない」というのもまた観念だそうだ。言葉の意味が分かれば、それは自分の中に在るということだと。

 

そのまま連続してSBCへ突入。前回より長めの充実した内容で、しっかりと動くことができ、呼吸と動作のポイントも体で理解できてきたように感じた。

続いて音禅。
大量に浄化したのと、SBCで体がほぐれたためか自我の抵抗を感じる間もなく、いっきに深い意識状態へと入って行った。心が温泉につかっているような気持ちの良い時間が流れた。

充実の3時間半だった。

 

 

移動し、枚方宿の通りにあるジャズカフェで懇親会。期せずして「見性するとどうなるか」という話題になった。

 

 

死ぬのが怖くなくなった。イコール、生きるのが怖くなくなった。たとえば父が死んでいくとしても、悲しみの感情は出てくるだろうがそのままにしておけるだろう。

全体を見るようになるので、個別の情がわかなくなった。自分の家族だけに対する愛情というのもなくなった。親や家族への愛情の形も変わった。
そのままでOK、ごめんなさい、ありがとうという気持ち。自分さえよければとも思わなくなった。思っても、それは自我だと気付くだけ。

 

人と人の個性の違いは、本質を見ると何も違いはない。人は良くなろうとするが、そのままでいいという視点にシフトする。  

 

さらに食事会にも参加して、深いお話を堪能させていただいた。Yoshiさん、皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

桜井さん、遠いところをご来場ありがとうございました。またご参加いただいて嬉しかったです。

 

いつもながらに授業内容をよく聞かれていてメモを取られてしっかりと吸収されていらっしゃいますね。私もですが他のみなさんもいつも桜井さんの日記とご感想文を楽しみにしていると思います。

 

これからも諦めずに自我の性質や自我を徹底的に見極め旅を進めて行かれてくださいね。また機会がありましたらお気軽にご参加いただけると幸いです。

またお会いできるのを楽しみにしています。